リサージェンスを構築

年の最後の数ヶ月は伝統的に、棚卸しを考え、また、来る年の計画をする気になります。 2016年はリサージェンスが創立50周年を迎えますので、既に未来の計画だけでなく、過去のハイライトをいくつか確認しています。

 そこは読者のみなさんとサポーターのみなさんに関わってもらうところです。

 私が昨年、この雑誌の仕事を始めて以来、読者 – そして元読者 – からのコメントがいくつか心に強く残っています。

 特に長年の読者の間では、この雑誌は、友人と同等(時を超え、元気づけ、気づきを与える)であるという感覚があります。しかし、元読者 – また、定期的な読者ではなく初めてこの雑誌に出会った人たち – の中には、リサージェンス&エコロジスト誌は、時代の変化の中で、その意義を維持できるか疑問視する人たちもいます。

 どのように私たちは、これらの見方を調和させるのか?答えは、確かに、ホリスティックな原則に基づいて構築し続けることです。この原則は私たちの創設者に影響を与え、今日も鼓舞し続けているもので:平和と非暴力の原則、自律的で意味のある生活や社会正義と平等への人々の願望のためのローカリズムと尊敬の重要性、私たちの環境の重要性、自然との一体感の実現、そして、私たちの世界を調べ、反映し、美化する、全ての芸術を有り難く思うことです。また、私たちが取入れるのは、リサージェンスのメッセージを伝える方法の変化だけでなく、21世紀の新たな課題へ直面すること、自己満足で終わることのない課題です。

 したがって、今号では、私たちが直面している主要な問題のいくつかに焦点を当てます。水の一連の記事は、環境と社会正義の間のつながりを強調しています。気候変動に関するパリ会議の準備としては、私たちが – ニュースや特集のページで – 検討しているのは、直面しているエネルギー問題のいくつかです。そして、世界中のニュースの見出しから消えることのない難民の写真を伴い、連帯を示すために、英国内のある1つの対応について、最前線のページで報告しています。また反響がるのは、クリスティン・トーミー(Christine Toomey)の報告にある同情の新たな方向性:人のために積極的な関心が反映されていなければ、個人の福利は十分ではありません。

 どのページも適切に刺激的であることを願っています。具体的には、モンティ・ドン(Monty Don)のクラフトに関する基本理念ページの記事が、創造的なプロセスで見つけられる美しさと喜びを思い出させてくれます。芸術のページでは、有名な写真家セバスチャン・サルガド(Sebastião Salgado)が、そのキャリアのほとんどが紛争や大災害の年代記録者であった中で、いかに大自然の癒しのパワーを通じて自分を取り戻したか、また、彼の環境修復活動が、いかに彼自身の絵のように印象的かを語っています。新しい詩は、自然界のインスピレーションを思い出させてくれます。そして、過去の記事から選んだのは、グリーン活動家ペトラ・ケリー(Petra Kelly)、地球と持たざる人々のための活動家の声で、彼女の情熱と影響を与えた時代を私たちに思い出させるために戻ってきます。

 全体的に見てみると、リサージェンス&エコロジストが表すもの、将来のために構築しているものを、私たちに思い出させる記事がたくさん。それでは、あなたの番です。あなたはどう思いますか?

グレッグ・ニール

編集者


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Building Resurgence • Greg Neale

Planning for the future of The Resurgence Trust


リサージェンス & エコロジスト 日本版

リサージェンス誌は、スモール・イズ・ビューティフルを提唱したE.F.シューマッハらが始めた社会変革雑誌で、サティシュ・クマールさんが主幹。英国で創刊50年、世界20カ国に読者4万人。環境運動の第一線で活躍するリーダーたちの、よりよい未来への提言で、考える糧を読者にお届け。また、詩や絵などのアートに溢れているのも特徴。

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